ウォーターサーバーの選び方

ウォーターサーバーは慎重に選ぼう

もとは業務用として開発されたウォーターサーバーですが、近年は家庭にも広く普及するようになりました。

それにともない、ウォーターサーバーを提供する業者も急増。今では数多くの業者がウォーターサーバーと天然水とともに独自のサービスを提供しています。

その中から、自分に合ったウォーターサーバーを選ぶとなるといろいろ悩んでしまうところですね。

安全性や衛生面はもちろんですが、まずは、自分がウォーターサーバーに何を求めているのかを考え、最も重視する点から業者を絞り込んでいくとよいでしょう。

衛生面

ウォーターサーバーを利用する最大の利点は『おいしくてきれいな水を飲める』ことです。

つまり、衛生面に優れているかどうかはサーバー選びにとって欠かせない重要要素と言えるでしょう。

ウォーターサーバーの衛生面については『水が空気に触れない構造になっているかどうか』がポイントとなります。

室内の空気には目に見えないウイルスや雑菌、ほこり、カビなどが浮遊しているため、ボトル内に室内の空気が混入してしまうと、せっかくのきれいな水が有害物質で汚れてしまいます。

そのため、外気が混入しにくい仕様になっているかどうか。特に給水時に空気が入り込んでしまわないよう工夫されているかどうかが見所となります。

安全性

給水される水の安全性についてももちろんですが、サーバー自体の安全性も忘れてはならないポイントです。

漏電しにくい作りになっているかどうか、転倒しにくいバランスになっているかどうかなどの基本的な構造はもちろんですが、見落としがちなのがミネラルウォーターが入っているボトルの素材です。

従来のウォーターサーバーでは、ミネラルウォーターのボトルに再利用できるガロンボトルを採用しているものがほとんどでした。

ゴミを出さないので地球に優しい仕様にはなっているのですが、このガロンボトルに使用されている『ポリカーボネート樹脂』について、環境ホルモンの問題が懸念されています。

ガロンボトルは回収後、高温で殺菌されるのですが、その際、ボトルの原材料が溶け出し、環境ホルモン『ビスフェノールA』が発生する可能性があると判明。

ビスフェノールAは乳幼児などの成長に悪影響を与える物質として知られており、米国やカナダなど、使用を禁止している国もあるほか、日本でも2008年、妊娠中の方や乳幼児の使用を控えるよう、厚生労働省が呼びかけています。

ウォーターサーバーの水は赤ちゃんからお年寄りまで利用できる安全性の高い水として認識されていますが、特に妊婦や赤ちゃんのいるご家庭は、ボトルの素材を確かめてから利用するように心がけましょう。

利便性

ウォーターサーバーはもともと利便性の高い機器ですが、サービス全体を見ると、さらに使い勝手の良さを追求することができます。

たとえば、水のボトルの処分法ですが、業者が回収する方法と、家庭でそれぞれ処分する方法の二通りがあります。

前者の場合、ゴミを出さなくていいという利点はありますが、回収までの間、ボトルを置いておくスペースが必要になります。

一方、後者は使い捨ての容器ということでひねってつぶせるものが多いため、場所を取らないというメリットがありますが、自分でゴミを出しに行かなければなりません。

この他にも、ボトルが設置しやすいなどの物理的な利便性に加え、注文方法に自由が利く、宅配日時が指定できるなどの便利なサービスを提供しているかなど、考慮する部分はいろいろあると言えるでしょう。

公式サイトやパンフレットで見ただけでは判断しにくいところもありますので、お試しサービスを利用したり、実際に本体を見に行くなどのアクションを取ってみることをおすすめします。

経済性

ウォーターサーバーを導入するにあたり、最も気になるのは価格という方も多いのではないでしょうか。

ウォーターサーバーの導入には、サーバーの購入費またはレンタル費の他に、水の料金や電気代、メンテナンス費用などの維持費がかかります。

現在はサーバー無料レンタルを提示している業者も多く、比較的リーズナブルにウォーターサーバーを利用できるようになっています。

しかし、有料サーバーの場合、メンテナンス費用がレンタル料に組み込まれていたり、水の料金が他社より安く設定されていることもあるので、トータルで考えると無料サーバーより安く上がるケースも考えられます。

よって、経済性を重視する方は、トータルの維持費用で計算し、比較検討してみるとよいでしょう。